おふさ観音のみどころ
四季折々の催しを行っております。
おふさ観音では、毎年春(5月の中旬から6月末日まで)と、秋(10月の中旬から11月末日まで)の2回、バラまつりを開催しております。イングリッシュローズを中心に3,800株、4,000種類のバラが境内に咲き誇り、来られた方々の心を魅了しています。
おふさ観音の夏の風物詩、風鈴まつり。毎年7月1日から8月31日まで、2,000を超える様々な風鈴の音が涼しく鳴り響きます。また、日本各地の珍しい風鈴の展示会や即売会なども催しております。
本堂は、明治初期に建築され、ご本尊の十一面観音菩薩は、かつて京都比叡山北谷の観音院ご本尊であったのを、慶安3年(1650年)4月にご遷座されました。現在では、国内はもとより、遠くハワイ・ブラジル・カナダからもご本尊のご霊徳を信仰する方々が多くおられ、祈願に、心身浄化にとお越しいただいています。
四季折々の様相を見せる「円空庭」は、明治時代、儒教学者であり奈良公園の立案者でもある前部重厚氏が補修監修した日本庭園です。また、庭園内にある茶房「おふさ」では、来られた方にほっと一息ついていただけるよう、バラのジュースやハーブカレーなどご用意しております。大正4年に建てられた御殿造りの和の空間で、円空庭を眺めながら、ゆったりとした時をお過ごしください。